36回で「かがり火と花」コミュニティに投下するはずだったもの。
いや、次回たぶんこのまま投下しますけど。
せっかくアミィさんが「どんな服を着たい？」と聞いてくださったので
ティム「やべえ…この流れはロクな服が用意されてない流れッ！
１ ハンサムなティムは何とかごまかす方法を思い付き、何も着ずに済む。
２ （たぶん一番無難っぽい）ピエロコスチュームとか。
３ 女装（萌え系）させられる。 現実は非情である。」
ティム「俺としては１が理想だ…が状況的にありえねえ……うおお、どうする、どうなる俺！！
投票はこちら！ → …って投票って何だよ！ そんなんねえよ！」
というわけで、投票はこちら！ この記事のコメントでも、伝言でもどうぞ！
…まあ、でも本当に票が入るようなことがあれば、休止期間の間に
そのコスチューム用のティムアイコンを作ってみようかな。
いちおう、アミィさんの想定している「かわいい格好」は、今回のメッセから判断する限り
２番なんだろうなあと思うので、自分ではそのつもりで準備しておこうと思っています。
これ以降、前回畳んだ記事の反応に対するレスや、個人的な話とか別ゲの話とかが交じるので畳み。
超長い。
「っていうか、さっきからなんであんなテンション高いわけ、ティム」
心底だるそうに金髪の女の子がため息をつくと、銀髪の男の子は静かに首を横に振りました。
さっきから部屋中を跳ね回ったり、窓の外をのぞいたり、落ち着かない様子の
ちぢれ毛の男の子は、その言葉を聞くと、２人のほうを振り返り、にまーっと大きな笑みを浮かべました。
「なんだ、お前ら知らねーのかよ、おい！ 今日は何の日だ！」
「……聖ヴァレンティヌス祝祭のこと？」
「それだよ！」
パチン、と指を鳴らすと
「知ってるか？ この島の聖ヴァレンティヌス祝祭はなあ、女子が、好きな男子に贈り物するんだってよ！
へへー、俺にもきっといっぱい贈り物来るぜ！ シジマやノエルと違って俺モテモテだもんな！」
そう言って、男の子はさらに深い笑みを顔一杯に浮かべ、その場でくるりと１回とんぼを切りました。
「あー、早く郵便のおっさん来ないかなあ！！」
「…来ないと思うけど」
さっきからベッドのすみに腰掛けて、本を読んでいた黒髪の小さな男の子が、
視線を本の上に落としたまま、ぽつりと呟きました。
「なっ、ノエル！ てめー、なんでそんなこと言うんだよ！」
「…贈り物をした人には、誰かからチョコを贈られても届かない仕組みだって聞いたもの。
ほら、リーリルがクラッティさんに『例のアレ』贈ったじゃない。 ぼくたち、４人で１つの
エントリーナンバーでしょう？ あれがカウントされていれば、ぼくたちは贈った側になるってことじゃん」
ちぢれ毛の男の子は、しばらく呆然とした表情で口をパクパクさせていましたが、
やがて、がっくりとうなだれました。
「な～んでだよ～…リーリルう～…」
「ウザい。 っていうかお世話になってる方に贈るのは当然でしょう？
そもそもこの島の祝祭にそんな意味があるなんて知らなかったし…」
めんどくさそうに答えた女の子は、ふとそこで言葉を区切ると、
「あら…ってことは、私のアレは、クラッティさまにとって愛の告白ってことになってしまうのかしら！
どうしましょう！ そんなつもりじゃなかったのに…キャッ」
そう言って、赤くなった頬を両手で抑え、そわそわしはじめました。
「あーあ…一気にテンション落ちた～……」
逆に男の子はベッドに身を投げ出し、ぶつぶつとうわごとをつぶやきはじめました。
「いや、俺はいいんだよ？ でもさあ…俺にチョコ贈ってくれた人がさ～…
…そういう場合ってどうなるんだっけ？」
「たしか、メッセージだけ届いて、チョコは誰かもらってない人のとこに再分配されるんだって」
「あああ～」
黒髪の男の子の言葉を聞いて、ちぢれ毛の男の子はわしゃわしゃと髪の毛をかき回しました。
「そんなぁ～、もったいねぇ～…あっ、いや俺はチョコ欲しくて言ってるんじゃないんだぜ！
俺のために作ってくれたチョコをさぁ、そんな…失礼かなぁってさあ～」
「大丈夫だよ」
黒髪の男の子は本を閉じて立ち上がると
「だって、ティム兄がチョコもらえるわけないじゃん！」
そういって笑うと、部屋の外へ逃げるように駆け出していきました。
「てめえっ！ …」
「配達屋が来たようだが」
すかさず身を起こしてその後を追おうとしたちぢれ毛の子は、銀髪の子の言葉に動きを止め、
体を反転させるとものすごいスピードで窓へと駆け寄りました。
窓の下では、ちょうど配達員が、宿の客に届けるぶんのチョコレートとメッセージの仕分けを
しているところでした。
「なあ！ 配達のおっさん！ ２０７！ ２０７号室のぶんのメッセージは？ いくつある？」
ちぢれ毛の男の子が叫ぶと、配達員は仕分けの手を止め、こちらをまぶしそうに見上げました。
「…にーまる？」
「なな！」
配達員はそれを聞いて、しばらくの間手元のメッセージの束を探るように確認していましたが
やがて、再びこちらを見上げ、ニヤリと笑うと、たった一言、
「ゼロ！」
と叫びました。
「ぜ、０？ ……う、ウソだ！ 見落としてんだろ、おい！ なあ、ローズからなんか来てないか？
ナドゥの姉ちゃんからは！？ ええと、ええと、あと…」
「往生際が悪いぞティム」
「うるせー！ シジマは黙ってろ！ あと、あと…あれ？ 俺の人脈、意外と大したことないぞ…」
ポン、と銀髪の少年に肩を叩かれ、ちぢれ毛の男の子は、その場にがっくりと膝をつきました。
「まあ、落ち込むな少年！ そんなことだってあるさ」
階下からゲラゲラ笑い交じりの配達員の声がしましたが、もはやそれは彼の耳に届いていないようでした。
「……ば、」
ずいぶんと経ったのち、ちぢれ毛の男の子はポツリとつぶやくと、突然立ち上がり、
窓を全開に開け放つと、力いっぱい叫びました。
「バレンタインのっ、ばかやろー！！」
しばらくエコーのように町中にその叫びはこだましていました。
その余韻が消え、あたりに静寂が戻るころには、彼はまた部屋の床に膝をつき、
さめざめと涙を流していました。
そんな彼の前に、すっと小さな包みが差し出されました。
顔を上げると、金髪の女の子がそっぽを向いて立っていました。
「みっともない。 余りにも情けないから分けてあげるわよ。 クラッティさまにあげるぶんの余ったやつ…
ありがたく食べなさいよね」
しかし、それを見た男の子の顔はヒクリ、と引きつりました。
「……いや、リーリル。 それいらない」
「なんですって？」
「いや、本当にいらない。 っていうかマジで勘弁してください」
「何よそれ…人が好意で分けてやるって言ってんのよ」
ずいっと包みを突き出す女の子から逃げるように、膝立ちのまま男の子は後ずさりました。
「いや、本当にいらないんだ…っていうか、よく考えたら俺、チョコとかあんまり好きじゃないし！
むしろ嫌いな部類に入ったりしちゃうかなあ、なんて！」
「いいから食べなさい！」
「嫌だ…いやだあああ！ シジマ！ 助けて！ 殺される！ リーリルの封殺料理に毒殺される！」
しばらく続いていた言い争いの叫び声は、断末魔の悲鳴とともにふつり、と途切れ
再び街には静寂が戻りました。 かくして、２０００人余の悲喜こもごもを織り交ぜた夜は更けていったのです。
＞イプラリア
ちょｗｗｗｗｗｗ
これいつから飾ってあったんだろう！ 今初めて気づいた！ 申し訳ない！
そう、灯明祭こういうモチーフで描く感じだったんです！ もちろん、俺のことだし、こんな素敵な絵の
足元にも及ばないアレで、今思うとひょっとして出さなくて良かったのかもしれないみたいな感じだった
んですけど！ ああああちょこれ宝物フォルダに名前変えて１０枚保存します。 本当にありがとうございます。
＞必殺
いや、マジメに描いてたんだけど、全然思うようにいかなくて、そのくせ延期で暇が少し出来たから
どうせなら遊んじゃえみたいな… せめてこのくらいはやるべきだったなあ。 まだまだだ俺…
＞カウンター
子供たちの攻撃！
カウンター！！
子供たちに カウンター を付加！
Additional Effect !!
子供たちの次の物理攻撃のダメージが強化！
子供たちの次の物理攻撃の命中率が増加！
こんなでした。 カウンターダメージの威力と命中率がアップみたいな感じか。
もっと役にたたなそうなのを想定してたので少し嬉しい。
Additional Effect !!
子供たちの カウンター が クロスカウンター に変化！
みたいのだったらちょっと噴いたけど。
＞人のこういう話が好きすぎる
ニヤニヤしながら何度も読み返しました。 ちゃんと李徴とかと繋がってたんだ…すごい。
ていうか、改めて、ペットとかアイテムとか、こういう世界作り出せるって天才だよなあ。 その才能に嫉妬。
あと、これはｗｗｗ なんかのアニメの改変？ だと思うのだがキレイすぎるラフィン噴いたｗｗｗ
たたみ先は他ゲー。
仮、本更新２重にメッセ届けられた方には、さぞウザかったろうと思います。
仮更新は、（俺の中の設定上）結局、本更新後の世界にとっては一部をのぞき
起こらなかったこと、という認識なので、30本更新での仮更新（ラフィン）に対する反応には、
やはり31本更新（ティム）でも返さざるを得ませんでした。
ので、今回のティムのメッセに対しては基本シカトしていただく形で結構です。
お２方とも、こちらの一方的な自己満足につきあわせてしまい申し訳ありませんでした。
＞アイコンが変わりました
変える変える言ってて、全然変わってなかったもんな。
今更ってカンジですが、
→ 
別人ｗｗｗｗｗｗ
いかに前作ったやつが手抜きだったかってのもあるけど、
むしろいかに自分の絵が進化したかみたいなな。
あとは必殺技（リルリル）だ！ プロフは…まあ折を見て！ もう描かない気がする！
＞４度の再更新を経て
アルミ缶→アルミ缶→アルミ缶→砂鉄。
『おいおいｗｗｗまたアルミ缶拾っちゃうよｗｗｗｗ』とか思ってた俺涙目ｗｗｗｗｗｗ
まあ実際こんなもんだよね。 ガラス瓶とかあれ、都市伝説だろ…
＞上位
ようやく神道を覚えました。 長かった…
以後、命術を上げた後、少し音楽を重点的に伸ばして聖歌を狙います。
道は遠い。 なんだか属性系の修正も入ったようで、半端な光霊属性に果たして明日はあるか？
まあ、なんかいろんな上位が出てきてるようですが、まだ詳細の出てない『舞闘』にちょっと惹かれます。
前期あのまま育てていれば、こいつと徒手空拳を使うキャラになってたんだなあと思って。
今更舞踊開花はあり得ないので、今期取りに行くことはないけれど！
渡り鳥のあんたにはわからないことかも知れないけど、卵を産むあたしにはここでカリプソ踊るしかないの
みたいな
＞偽島本をようやく手に入れました
もうきっとここも見てないのだろうけど、どうしても一言言いたかったんだ。
sen様、本当にありがとうございました。
こんな記念碑的な本の片隅に、うちの子たちが載ってるってものすごいことじゃね？
もう本当にものすごい感動した。 ていうかリアルでちょっと涙出ました。
これからもこれまで以上に頑張りますので子供たちの活躍を草葉の陰からご期待ください。
なんだか大事なことを書き忘れてる気がする…いつものことだが
畳んだ先は例によって別ゲ。
あけましてうわああああああ
筆がすべったあああああああああああ
違うんだよ！ ドラジェさんはべつにラフィンと一緒に消えたわけじゃないのよ！
ラフィンは別につじつま合うし、どうでもいいんだが！
というか、「ラフィンが最後を迎える覚悟に至るまで」を書こうとしてたのであれだ。
例によって俺語満載ですが、そのへん子供たちの話が終わるまでに昇華できればいいな。
でもいろいろびっくりした、本当。
プロフ絵も替えてなかったし、気付いた人だけ「はいはいパラレルパラレル」くらいの
ゆるい反応だと思ってたら、なんかいろんなとこでピックアップされちゃって、
あげくの果てに送ったメッセでロジュ泣かせちゃって！ ラフィン自重。
＞なんという
いや、前の島に残っていて、死んではいないが明らかなバッドエンドを迎えていて
ラフィンと道連れになってくれそうで、ってもう、ドラジェさんくらいしか思いつかなかった…
そこでかぶるなんて… 今は反省している。 幸福論についてもっと踏み込みたかったが
そのへんは時間的な都合を気にせざるを得ないような状況でやるべきではなかった。
おかげで本更新はえらく中途半端なことになってしまった。 ドルチさんに
「さあ、飛び込んでおいで！」って言われたら、もういつでもジャンピングダイブ土下座
（九十九さんのアレ）する用意はあります。
３１回も仮更新があるそうですが、さすがに何か仕込む時間も自信もないや。
もし頑張れたら、今度は（ｒｙ
＞フォーメーションジェネレータ
お前らｗｗｗｗｗｗ
俺の脳内フォーメーションとほぼ一致。すごすぐる。
あとゆらいジェネレータのティムもすごいよ！
結局この時間までカンヅメとか会社鬼すぐる。
とりあえず地底湖にスレ立てたので更新。 他の人の結果もこれからじわじわ追う。
やはりと言うか何と言うか、うちの子たちに森越えをさせるのは無謀すぎた。
直前の平原での闇狐戦で、その名前に警戒しすぎてディバインストロークを
使い果たしてしまったのも敗因の一つだったかもしれません。
ソウルファングつよすぐる。
あと、吸血とかエンチャント・ライトとかまだまだ使えそうな技が残っていたのに
なんで使わなかったのか俺にもわかりません。
さて、ひさびさの遺跡外だし取引しなきゃ。
合成枠１つの代わりに防具枠１つ下さる方募集。
でももうここで取引相手募集なんて前回の轍は踏まないのZE！
あとで地底湖に出しとく！ あとで…
出しました！
しかし、こんな遅くなってしまって取引相手が見つかるんだろうか…
『アルミ缶』も、魔石作製をお持ちの方が探していたので
１個譲るかわりに１枠もらえないか打診中。
もし取引成立すれば、意外に早く防御Lv4が手元に。
だが、まずは魔石装備で魔法撃ってみたいね。 どんだけ変わるんだろう。
そしていろいろなことが全て間にあわなすぎた。
子供たちを萌えキャラ風のアイコンに描きなおしてみたかったよ
ロジュPLさんと牙狼をリルリルにしてやりたかったよ
あとせっかくのクリスマスイベント参加したかったようわああああん
＞仮更新
要は必ず再更新が来る更新だと思えばOK？
昔も書いた気がするが、俺的には、再更新はJOJO６部の『一巡した未来』と
同等に考えているので、何か時間軸がずれた、みたいなネタを仕込むと
思います。 間に合えば。 間に合えば…
最悪、変なキャラが、顔見知り程度の人たちに変なメッセ飛ばしまくるような
惨状になると思いますが、本更新では元通りですので、ガマンして
生暖かい目でスルーしていただければ。 皆さんの大人な対応に期待しています。
＞かがり火
何と言う確定ロール
オチをつけようと急ぐあまり、毎回毎回こんな感じの行動を繰り返して、
更新が来るたびくるい悶えるのだ、恥ずかしさでな！ 本当にごめんなさい。
というか、なぜか今更新こそ、ティカがスケルトン出してくるかとばかり思い込んでた。
何でだろう。
今回でアミィさんの顔にラクガキしたのがバレたので、おそらく次回の
ティムは全力疾走で逃げようとすると思います。 自分が好き勝手やってる以上、
ティムに対しての確定ロール的なことはあまり気にしません。 ボコるなら今だ！
＞かっこよ過ぎる
ガード戦法で身を固め、隙をついて一撃必殺。この勇姿はまさに俺にとってHERO。
正直惚れたね。 いや、ずっと前から惚れてはいたが。 地霊最強。
＞アースさんがかわいすぎて生きて行くのが辛い
なんという…これはなんという…
相棒の方も子供化してるのがまたかわいいよアースさんたちかわいいよ
＞莢さんがかわいすぎて死ぬ
カラスかわいいよカラス
アイコン増えた一匁くんかわいいよ一匁くん
そしてだんだん暗黒面に目覚めていくっぽい日記がなんかすごい萌える
なんかこの島で知り合う人がみんな素敵過ぎて困る。
前期もそうでしたが、今期も、キャラコンセプトの一環に『一期一会』みたいのが
あるので、そういうのはすごく大事にしていきたいなあ、と思っています。
現在、メッセをやりとりさせていただいている方たちももちろんそうですが、
今期では少し付き合いが遠くなってしまっている人たちも、メッセを投げてくださったのに
俺の甲斐性のなさで、キチンと続けさせることが出来ずに途切れてしまった人たちも、
うちの子達にとってはすごく大切な出会いだったと思っています。
本当にありがとうございます。
今回の遺跡外でも、なんか素敵な出会いがありますよう。
たたんだ先は別ゲです。
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